今日は長男の卒園式
こじんまりとした地元の幼稚園なのですが、
なんといっても近いし、アットホームで、保護者参加の行事が比較的少なくて、
私としてはベストな幼稚園。
なによりお母さんたちがとても仲が良くて、おおらかで、仕事をしている母にも関わらず温かく息子を放課後の遊びの輪にも入れてくれたのには、本当に感謝です。
お天気にも恵まれ、まだ肌寒かったですが、春らしい朝からのスタート。
パパがビデオカメラを見事に忘れ、私が持って行ったデジカメのバッテリーが微妙という緊張感の中、
み仏様への挨拶から式が始まりました。
次男坊がまだ通う私はこれで幼稚園最後、ということもありませんから
まさか泣くまい
とたかをくくっておりましたが、
修了証書授与の園児の名前を読み上げる担任の先生があ行から涙声になるのを聞いて
一気に式場のお母さんたちの涙腺の栓が引っこ抜かれ、
保護者代表のお母さんの感動的なスピーチですっかりうるうるぐすぐす。
長男はというと名前が呼ばれるまで直立不動で、
入園式とは違うたくましさを身につけ、しっかり成長を感じさせられました。
卒園まで2年、同じ先生に見ていただきましたが、無事幼稚園生活を終えられて、ただただ感謝です。
卒園式の後に感謝のメダルをもらうじゅんじ先生
私は初の”公の場に自分着付け”に挑戦し、
朝からてんやわんや。
さすがに袋帯は手ごわかった・・・
もっと寝ているつもりだったじゅんじ先生にあっちを直せ、こっちを直せと
普段の練習はどこへやら
でもせっかくの着姿ですがブログに載せられる写真は、次男坊が携帯でたまたま撮ってくれたこれくらい(ぐだぐだだあ・・・)
祖母のピンクの色無地染め抜き一つ紋付きに縫い紋が一つ入った加賀友禅の絵羽織
あとはリサイクルでネットで3000円で買った(朝から格闘した)有職文様の袋帯
で昭和のお母さん風で参加しました。
普段とは違って素敵におめかししたお母さんたちの中でも、着物のお母さんは私だけ。
でも、いろんなお母さんに褒められ、
卒園式の後のお別れ会で園長先生が終わりの言葉で
「私も着物を着ようと思ったんですが職員からのリクエストで赤いスーツに致しました。でも今日は1人お着物のお母さんがいらっしゃってやっぱり日本古来のお着物はいいですね。」
とおっしゃっていただけたので、
苦労した甲斐があったってもんです。
が、今日の診療は3時から。
2時半にクリニックにつくと外傷の急患さんがお待ちで、さっそく着物を脱ぎ棄ててお仕事、お仕事。
臨時休診をさせていただき、ご迷惑をおかけいたしました。