こんにちは、りえです。 転んだりして顔などを強打、その後皮膚は切れなかったけど内出血がひどく、 皮下に塊を感じるとか、 えくぼみたいにひっこんでしまって、笑ったりして表情を動かすと凹みが目立つ そんなのも立派な傷跡です。 皮膚表面の肥厚性瘢痕やケロイドとなると治療があります。 しかし、よっぽどゴリゴリしていれば中の塊を取るとかありうることですが、 せっかく皮膚表面に傷がないのに切開して傷をつけるのはためらいます。 そんなときは、気休め程度ですが血腫の吸収を早める、かもしれない”ヒルドイドソフト軟膏”を処方したりしていました。 おそらく、保険診療ではこれくらいしかありません。 正直時間経過を待ちましょうとしか言えず、歯がゆい思いをしていましたが、 最近、何例かナースの三好さんにリンパドレナージュをしてもらって、良い効果がでています。 写真は申し訳ありません、ずっとブログに載せてよい許可を頂き忘れていて、載せられないのですが、 がちがちに下床とくっついて凹みが目立っていた傷がただの時間経過ではなく施術のたびにぐんぐんとやわらかくなっていくのを見て、私も実際のところちょっとおどろきました。 上皮化した後の傷を早く成熟させ、まわりになじませるのに効果があるようです。 炎症後の色素沈着などの色も通常より早く消えていきます。  

定期的に通っていただくのも大事なのですが、丁寧に自宅でできるケアも教えますので、 （若干コツがいりますが）ご自分でもやっていただくとよさそうです。 ただ待つように言われた傷を一日でも早く綺麗に治したい、とお考えの方におすすめですよ。