こんにちは、りえです。
今日は手前味噌なお話。
先日患者さんの多い、暑い日のこと。
ふと、ナースのMさんの姿がないなあ、と一瞬思ったものの、私は普通に仕事をしていました。
少し落ち着いたころに、Mさんから私に
「ビルの下で倒れた人がいて、介抱して救急車に乗せておきました」
と報告が。
最近、3階に拡張した当院。
スタッフの4階との行き来は非常階段を使っています。
受付スタッフのHさん、
いつもどおり非常階段に出ると、下に倒れている人を発見!
すかさず、手の空いているナースに救援要請。
ナースMさんは血圧計をもって駆け付け、
それを聞きつけたマネージャーのOさんはAEDを持って傍らに待機していたそうです。
救急車は通りがかった方が呼んでおいてくれたようでしたが、
救急車に乗せるところまで面倒をみたそうです。
周りの方が
「どこの方ですか?」
お尋ねになったそうで
「上のクリニックです」
と答えると
わあっ、と拍手が起こったとのこと!
私を呼ばなければならないような事態であれば呼ぶつもりだったようですが、
自分の頭で考え、自分たちで的確に判断して、やれる範囲できちんと動く。
一見簡単なようで、そう簡単ではないことを知っているだけに、
うれしくて涙が出そうになりました。
さらりとやって、忙しい先生の手は煩わせず、報告だけ。
やるじゃん!!
いつもこういうスタッフたちに支えられて仕事をさせてもらっているのだと、再確認し、
感謝、感謝です。
先日中国に行った時にも感じたのですが、
普段仕事をしていると
「先生のところのスタッフさん、みなさんおきれいですね~」
なんて、言ってくださる方も多いのですが、
中国に行くと私単体だけが判断材料にされてしまうのだ~ということ。
丸裸の私だけの心細いこと!!
スタッフたちがいてこそ、私の価値があるというのは、まぎれもない事実。
みんなが、メディスタイルの一員だとプロ意識と誇りをもって働いてくれているのが伝わってくるのが、
本当にやりがいにつながっています。