日曜日は大学時代の部活の後輩で、
最近はご夫婦で茶道を熱心にお勉強なさっている歯医者さんのご案内で
本駒込~谷中~日暮里のルートを散策してまいりました
演劇部OB会、着物班ということで
後輩はもちろんお茶をされている方ですから、着慣れてますね。
私は母の箪笥からエントリーした蝶ちょ柄の大島紬に
型染めの洒落袋帯を初めての角だし(風)の結び方で。
お恥ずかしいので一部だけ。
夫は藤沢のさいか屋さんでインプラントの講演会をすると言うので、
息子二人を連れての遠出。
結構行けるもんですね。
まずは、夏目漱石の足跡を辿る、ということで
吾輩は猫である、は教育テレビの”にほんごであそぼ”にも出てくるので
子供たちも知っていました。
ネコちゃんもいました。
それからは、見事な技の飴細工のお店。
息子たちはそれぞれお気に入りの色で「ペガサス」と「鳳凰」を作ってもらいました。
私はそこのお店のマスコットキャラクターの”あめぴょん”ちゃんに着物を着せてもらいました。
それから、さっそく後輩御用達のカフェで一休み。
マスターが私の顔見ながら書いたのは、
あめぴょんに対抗して(?)うさぎに眼鏡でした。
さらに、指人形劇をちいちゃな芝居小屋?工房?で見せてもらい、
(じいちゃん人形がやけにリアルにでてくるのですが、想像以上に子供たちが大喜び)
谷中銀座をブ~ラブラしつつ、10円大福を買ったり、縁台でビールを飲むおっちゃんたちを指くわえて眺めたりしながら歩いていると、突然のスコール。
サッと涼しい風が襟足をかすめた、と思った次の瞬間真っ暗になってザ~
こいのぼりやだるま落とし、駒なんかを売ってるお店で軒先を貸してもらいました。
子供たちは
「鳥は鳥でも あまやどり~」
なんていいながら、面白そうにキョロキョロしていましたが、
私は、大島紬が雨に比較的強いとは言われるものの、着物で雨に当たり、少々げんなり。
でも、下町の人情に触れて着物効果ににんまり。
雨が上がるのを待っていると長く感じますが、しばらくすると青空がのぞいてきたので、
最後のお楽しみの羽二重団子のお店に向かってまたぶらぶら。
日暮里駅を超えると、下町情緒は薄れてしまいますが、雨上がりで気持ちいい。
と、思ったら、雲を追いかけてしまったらしく、今度は真上で雷雨
なんと霰まで降ってくる始末。
(あんまり写ってないかな)
そして、小ぶりになったところで、小走りでお店へ。
雨に湿った、風情あふれる日本庭園を見ながら頂く羽二重団子。
うまかった!
盛りだくさんのお散歩でしたが、子供たちに何が一番楽しかったか問うと、
「雨と雷」
だったそうです。
(いや、母ちゃんは怖かったよお)
次回は着物班、浴衣でお祭りに繰り出そう!と言う計画です。