皆様少々遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます!
昨年は沢山の患者様に来ていただき、また地域の方々に仲良くしていただき、
本当にありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
ところで、日本のお正月は寒いですね~
私たち家族は今日フランスから帰ってきました♪
12月はクリニックがありがたくもむちゃくちゃ忙しく、
旅行なんて行けるのかしらー??
という感じで、みんなで忘年会をしたことも書きたかったのですが、
スタッフもてんやわんやで、すっかりブログもご無沙汰になってしまいました。
スミマセン・・・
とはいうものの、とにかく仕事を何とか納めて
羽田から出る飛行機に取るものとりあえず転がり込んだ私たち家族は
フランクフルト経由でジュネーブ空港へ。
今回の旅の目的はアヌシーと言うフランスのリゾート地に住む、
私たち夫婦の共通の友人に会いに行くこと。
ジュネーブ空港には友人の旦那様(フランス人)がお迎えてきてくださってました。
当日はそのまま風光明媚なイヴォワールという古い村と
水で有名なevianの泉
(地元のおばちゃんが空き瓶くれてお水を汲んでいます)
を案内してもらい、
その湖でとれた川魚と、生牡蠣をお昼にいただき一気にフランス気分を満喫☆
友人宅にはすでにお客さんが泊まっていたのもあって、
まずはシャモニーと言うあのイモトが登ったモンブランの麓にあるリゾート地で一泊。
シャモニーにかつてこんなの↑がいたそうです!!
翌日はモンブランをケーブルカーで一気に3800mまで!!
なぜか、ロープを持った、物々しい装備の人達と同じケーブルカー。
みなさん、ガイドを雇ってケーブルカーの駅からモンブランをスキーやスノボで滑降してこようとする人達でした。
乗り合わせた日本人の夫婦によると、こんなに天気のいい日は珍しく、本当にラッキーだとのこと。
ワクワクしながら込み合うケーブルカーの窓際に争って乗り込みます。
みたことのない風景が眼下に広がり、天上の世界へ。
と、ここで、ハプニング!
中間駅で乗り換えてさらにロープウェーで上がる途中から子供たちに異変が!!
くったりと動きをとめて、眠り始めるではありませんか!!
唇の色も白くなってきて、いかにも酸素不足。
子供の体は正直ですね。
おそらく酸素濃度がさがってきたので消費を減らそうと眠るんですね。
と、感心してもいられず、
さらに高い展望台はすぐそこのエレベーターを登ればいけたのに、手前で引き返してきました。
ああ、モンブラン、さようなら・・・
ちなみに、ケーブルカーの降り口横のフェンスからおもむろに斜面に降りていく猛者もいました。
真似できないけど、楽しそう~
こっちはこっちでスリリング。
おりるとむくむくと元気になる子供の姿をみていると、
この山に登ることがどんなにすごいことなのか、
極限状態は実はすぐそこにあるということを実感・・・!
(中間駅ですこし体を慣らしておけばよかったかも。でも大人はなんともなかったのです。。)
シャモニーからは列車の旅
ゆっくりとした山間を走る列車の車窓から・・・
3時間近くかけてアヌシーの駅へ
そこから近くのスキー場のある山へ。
可愛い山小屋で2泊
まったくの地元のスキー場なので、日本人は全然いませんでした。
音楽も鳴らっておらず、食べるところもほとんどなく、
ただただ、周囲をアルプスの山々に囲まれた雪山とリフト。
そして子供たちにそり遊びをさせるためだけにジーパンで来ているお父さんたちの多いこと。
小さい子はおまるのようなそりに乗せられて、引っ張ってもらっていました。
うちの子供たちはスキー場で落ち合った友人の長男のPちゃんとそり遊びや、スキーで2日間存分に雪と戯れて大満足
アヌシーやジュネーブ周辺はサヴォア地方と呼ばれる地域で牧畜が盛んで、乳製品が美味しい。
ごちそうは当然、チーズフォンデュ。
夫は、モンブランの氷河をスキーで滑りたかった~と(そんな上級者コースは滑ったこともないのに)、ぶちぶち言いつつも、ひたすらPちゃんパパと子供たちを遊ばせてくれました。
その後、アヌシーの友人宅で年越しパーティーも含めて2泊。
友人宅はごくごく一般的なアパルトマンで、ありがたくも友人夫婦の寝室を私たち家族に明け渡してもらってしまいました。
アヌシーの知り合いも一緒に年越しパーティー。
薬草の入った緑のビール
時差ボケもあって朦朧としながら、NEW YEAR!!
日本から持って行った日本酒もみなさんに堪能していただきました。
アヌシーは湖を中心とした美しいリゾート地。
Pちゃんパパ曰く、今回の滞在はほんとのフランス人の休日のようだとのこと。
スキー場は全然お金かからないし、
山小屋もひと家族で一泊100ユーロくらい。
友人のうちに泊まって子供同士を遊ばせてゆったりと。
Pちゃんパパは、2日から仕事だったのですが、
行ったと思ったら、すぐ帰ってきて
「空調が壊れてて寒かったから、みんな自宅で仕事することになった」
とのこと。
必ずお昼ご飯に帰ってくるし、フランス人はのんびりしてるよ。日本人の勤勉さはないねえ。
というのはすっかりフランス語も上達した友人の意見。
今回の旅で出会ったフランス人はみんな優しくて、フレンドリー。
列車でも気楽に席を譲り合い、道を聞かれれば自分の車からわざわざ降りて向こうまで説明しにいったり。
たまたまかもしれませんし、みんなホリデーで気持ちもおおらかになっていたのかもしれませんが、非常にゆとりが感じられました。
友人に別れを告げ、子供たちは涙のさよなら。
最終日はジュネーブで一泊。
空港近くのホテルからジュネーブの町中までトラムで。
名物の大噴水。
どこも、休日で全然お店が開いておらず、ウィンドーを覗くだけの散歩でしたが、
今回の旅でもっとも都会でした。
大繁盛しているショコラティエがあったので、おみやげ買いました。
あっという間のフランス滞在。
子連れで冬のフランスなんて、どうなることかと思いましたが、
来てみれば天気にも恵まれ、寒波も去ったところで、快適。
羽田に帰ってきたところでは、見事な富士山がお出迎え。
フランスもよかったですが、やっぱり日本のお正月の空気にリラックス。
明日からはまたお仕事です。
予約、結構入っていたはず。
逗子メディスタイルクリニックは
今年も元気に頑張ります!!