こんにちは、りえです。
先日書いた ”見た目の老化を受け入れやすくする医療” の記事に反響があり、
また色々考えています。
今度お笑い芸人の渡辺直美さんが主演で、7月くらいから始まるドラマ「カンナさ~ん」というのを楽しみにしているのですが、
この原作のマンガが大好きです。
決して美人とは言えないカンナさんが、頼りない夫と離婚したり復縁したり、リストラされたり、嫁姑問題に悩んだり、子育てや仕事に奮闘したり、
でもものすごいポジティブパワーで乗り越えて行く、という話なのですが、
カンナさんは人の評価なんて気にせず、
自分が自分でいられる場所をずっと求めてがんばっている姿が、なんというかスカッとします。
そして、こんな人が近くにいたら、、、ちょっとびっくりしちゃうかもしれないけど、きっと幸せオーラがものすごいんだろうな~と思うのです。
状況だけみていると、容姿だけでなく、決して裕福でもないし、才能がずば抜けているわけでもないし、
取り立てて人がうらやむものはあるわけではないのですが、自分が自分を好きでいられるかどうかの尺度で生きているカンナさんはきっと幸せなのです。
私も40歳を越え、医者になり、結婚し、子供を三人もうけ、開業し、ガンを患い、それなりにいろんな人生の局面を迎えてきて思うのは、
幸せ!って感じられる瞬間は、結局、自分が好き!と言える時なんだな、ということ。
あの人生のあの場面が今あっても、同じ選択をするだろうと自信をもって言えるのは、ものすごく幸せなことです。
ネットであれこれ言う人が社会に増えていると言われますが、一方で、多様な幸せの形があることも知りました。
人の口に戸は立てられぬとは言いますが、
負け犬の遠吠え、なんて、結婚できない人を言ったりしても、
その人が自分の生き方に自信もって、自分を好きでいられれば、幸せでしょうし、
「自分があんな見た目だったら不幸だ~」なんて書き込みがあったとしても、
その人が自分自身を好きでいるならそれは幸せなことです。
他人を自分の尺度に合わせようとしても無駄なことですし、自分を他人の尺度で測るのもむなしいことです。
どんなに人がうらやむ才能や見た目やお金があっても、本人が自分を好きでなければやっぱり不幸に見えてしまう。
それから人様に迷惑かけて反省しない人には、そんなことして、自分を好きっていえるのかな~幸せかな~と余計なお世話かもしれないけれど、思ってしまう。
突然美容の話に持って行きますが、どんなに美容にお金をかけても、自分を好きになれない人は美への追求がやむことはなく、ずっと不満でいることでしょう。
逆に、ほんの少し手を加えてあげることで、自分に自信がついて、もっと自分を好きになれる人もたくさんいます。
逗子に開業して、この辺にお住まいの方をみていると、人生を楽しんでいる方が多いのか、
施術するたび、自分を好きになっていく手ごたえがこちらにも伝わって、まるで幸せを分けてもらってるようです。
美容医療って、光と闇の両方があって、それを正しく使えば幸せな人を増やせる仕事なんですね。
そんなことを今日の時点では考えています。