こんにちは、りえです。
逗子は今日ものすごく蒸し暑いです。
海開きして初めての週末ですから、海岸はさぞにぎわっていることでしょう。
庭に出ているだけで滝の汗。
蚊取り線香の煙に燻されながらガーデニング、からのシャワー、からのアイスコーヒーと
素晴らしく充実した休日❤️
さて、クーラーのきいた部屋で涼みながらネットを見ていたら、
こんな記事を見つけました。
記事では5年前の調査で7割が使い回しだったものが、今回の調査で半数に減っているという内容でした。
メディスタイルでは、7年前の開院時から当然全て患者さんごとに滅菌しています。
夫が一般歯科クリニックの勤務医だった頃は、やはり使い回しが一般的だったようですが、
メディスタイルを開院するときに、滅菌をしている間にも間に合う数をそろえました。
開院後数年経ってから歯科の医療機器の業者さんに
「万が一ハンドピースが壊れたときの代替用にもう一本揃えませんか?」
なんて営業されましたが、
「うちはとっくに何十本もありますけど・・・?」
と、まだそんな使い回しが一般的と聞いてびっくりしたのを覚えています。
それから数年経っていてもまだ現状は使い回しなんですね。
私も夫も自分が同じ医療を受けて気持ちいいかどうかを基準にいつも考えているので、
使い回しのハンドピースなんてとんでもない!
未来のある子供たちにもそんな使い回しなんてできるわけがありません。
葉山こどものための歯医者さんは滅菌スペースをさらに広く取って、もちろん全て一人ずつ滅菌です。
治療が始まるときに保護者の前で、滅菌バッグを破いて使うことで、ちゃんと滅菌していますよ~とちゃっかりアピールしたりしています。
(というか、それがアピールポイントになるというのがそもそもおかしい、とは正直思いますが。)
まさかとは思いますが、グローブも使い回しなんて、ないですよね???
(かつてはよくある話だったようです。)
現状がこうである原因の一つには、歯科の保険点数が異常に低いことにあるとは思います。
正直、理想通りに揃えていくのにはコストがかかります。
そこで妥協したくないので当院は自費診療をメインにしていたのですが、
葉山院は保険中心で、逗子院と比べ物にならないほどの人数がいらっしゃいますが、そんなところで妥協しなくてもなんとかやっていけています。
では使い回しをしているクリニックは何のために・・・?
慣習、というやつでしょうか?
無駄や無意味に神経質になることは省かなければいけませんが、理屈で考え、要所要所できっちり抑えていくというのが西洋医学のいい部分だと私は思っています。